【kintone】超自己管理アプリを作ってみたら、意外と応用できる要素がたくさんあるのかも?ランニング実績管理アプリ

【この記事で言っていることは…】
・業務じゃない用途でアプリを作るとこうなった(自分の環境です)
・使う機能はさまざま。一つ見ればExcelでもできそうだけど、kintoneだとあとが楽
・目標管理への応用も可能。用意するものはこれ。

いつもありがとうございます。hug-luma二河です。

長らく昔のWordpressのバージョンから使っていたエディターを、ようやく新しいインターフェースに変更してみました。やはり年末年始や月初は「変更する」「始める」のにもってこいなタイミングですねー。

さてさて、今回はinstagramTwitterFacebookの「はぐるま|イベント情報」でも発信させていただいた、「超自己都合的なkintoneアプリを作ってみた」事例について紹介したいと思います。
作る背景は自己都合すぎるのですが、出来上がったものは【目標管理】なんかに使える要素があるんじゃないかなと思ってます。

早速公開!アプリの全貌(笑)

もう見せちゃうんかい!ということですが、ビジネスの鉄則「結論からいうと」に乗っ取っております。(序論・本論・結論)
そのアプリがこちら。

…こう眺めてみたら、入力するのは「数値(時間帯、走行距離、前回までの累積距離(年間)、前回までの累積距離(月間)の4つ)」と「日付」の5つだけでしたw
余談ですが、ユーザビリティ考えるときに、いかに「入力項目を少なくシンプルにできるか」もポイントですよね。それ以外は計算や関連レコードだらけ。
まるで「営業部のノルマ管理」とも言えそうです。
アイキャッチにはそのグラフの推移を表現してみました。
(こう書いているうちにも「あれもこれも入れたい」という気持ちになり、フィールドが増えちゃいましたが、入力するフィールドは5個のまま変わらずです)

計算フィールドも式で工夫をしているのですが、それ以上に「関連レコード」を整理しています。
「前日までの履歴と累計」が確認・計算しやすいようにする
当月だけの履歴と、年間全ての履歴を別にする(1月だから、年間も月間も一緒です)
これはdeveloperサイトで提供されている「カスタム関連レコードプラグイン」(無償)を用いて、レコードに入力した「日付」フィールドをキーにし、日付未満のレコードを表示する・・・という技を使っています。標準の関連レコードでは、レコードの中のフィールドの値によって表示を変える・・・という動的な動作はできません。このプラグイン、まじで神です。

スペースフィールドに表示させるあたり、通常の関連レコードとの親和性がうかがえますね。(基本表示するだけ)

年末年始100kランの達成から、大切に感じた「目標管理」とその「見える化」

このアプリを通じて自身が取り組みたいことは「年間1000kラン走破」なんですが、見える化したいと思っていたのは以下のポイントです。
・年間最終目標(KGI)に対しての達成度
・月間目標(KPI)に対しての達成度
 ※月毎に日数が変わり、目標距離も変わる。そこをどんぶりでなく計算したかった(単なるこだわり)
・目安とする「日次のマイルストーン」に対する進捗

月間目標や日次のマイルストーンを計算するためには、「月初」「月末」を準備し、入力した「日付」が「月初から何日目なのか」を算出する必要がありますが、そこでもTISさんの「日付計算プラグイン」が活躍。

日付の計算はいつもの「DATE_FORMAT」関数・・・は使わず、秒から日に戻すための計算を入れています。

例えば、「月間達成目標(年間目標を年の日数で割り、月の日数を掛ける)」を計算するときはこんな感じです。

年間走行距離目標*((当月末-当月月初)/(24*60*60)+1)/((基準日年末-基準日)/(24*60*60)+1)

それぞれ日付の計算のところに「+1」をしているのは、そのまま「月末」と「月初」で計算をしてしまうと、月の日数が1日不足するからです。(31-1=30…みたいな)
24*60*60…は、秒⇨日に単位変換するためです。もっと日付の計算もシンプルになって欲しいかもしれませんね。

rex0220さんが提供してくれているプラグイン「項目入力不可」も活用しているのですが、これについては、「日付計算プラグイン」を稼働させた時に自動で月初・月末が入力されるフィールドに対して適用しています。
え、別に使わなくてもいいじゃん…という発想になりがちですが、このフィールドが、その他全ての計算フィールドをコントロールしていると言っても過言ではありません。ですので、安易に「手入力で変更されると困る」から設定しています。
このような形で「なんでもできるExcel」ではなく、「必要な場所以外は明示的に触らせず、安心してデータを貯めることができるkintone」をチョイスする。そんな基準でツールの選定もできるといいですね。

普段はグループにして非表示にしています。

kintoneの各フィールドに仕込んだ計算式を見れば、正直「Excel」でもできるものでした。それをkintoneにするメリットはこんなものがあります。
・「何を入力すればいいか」が明確(入力できないものはグレー)
・せっかく仕込んだ関数が、人為作業で消えることはほぼない(アクセス権でコントロール)
特に複雑な計算をするものについては、Excelの方が分がありますが、消えて保存されてしまった時のインパクトって、でかいですよね。

TISさん提供の「一覧編集プラグイン」を使い、一覧をExcelライクに。

目標が進捗に対して「遅くないか」ということを、「条件書式」で表現しています。今んとこ赤はなし。よしよし。

1月の月間目標に対する進捗を折れ線グラフで表現。目安に対して進捗目覚ましく、上方修正が可能なようですね。これもよしよし。

…という感じで、さまざまな仕組みを駆使し、1つのアプリで日々のデータ入力、月間・年間目標に対する進捗を確認できるアプリとなりました。
(個人使用なので、マスタアプリも不要ですね)
目標設定ができる数値フィールドを用意し、「初期値」かつ「入力不可」にすることで、目標は固定させ、進捗を累積で表現する。シンプルな業績管理にもなりそうです。

さまざまな進捗管理に活用してみてはいかがでしょうか。

今回は「しくみ」の取り組みとして、kintoneを自己管理するためにアプリ作ってみたら、意外と応用できる形になったことについて触れてみました。
プラグインや計算のノウハウを活用して出来上がりました。このアプリに毎日触れつつ、しっかり自分が「走る=目標達成に向けて進む」ということにコミットしていきたいと思います。(目的はそれ!kintoneはあくまでツールです)

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最後までお読みいただきありがとうございました。

「できる」のひらめきを、あなたに。

二河 等