【この記事でわかること】
・タスク管理は日々の仕事でとても重要(自戒を込めて)
・Excelでもいいけど、世の中のツールはとても便利なものがある。それがasana(個人的主観です)
・業務でkintone使ってたら連携したい。でも見た目はasanaみたいに・・・それってこうやればできますよ!(ひとつの案です)
いつもありがとうございます。hug-luma二河です。
先日のCybozu Daysの興奮冷めやらぬ中、日々kintoneの活用はとどまることを知りません。
そんな中でも、なかなかできなかった「タスク管理」。大好きなツールに近づけたものができあがったので、早速事例紹介をば。
(Twitterの投稿としても紹介させていただきました)
私が昔から大好きなタスク管理ツールが別にあったのです。その名も「asana」。
Facebookの創設者が立ち上げたツールです。インターフェースもFacebookに近いものを感じました。
使い始めは2015年くらい。当初は英語しかなかったので、すこしとっつきづらい印象もありましたが、今では需要も増えたからか、日本語で不自由なく利用できるようになっております。
実際に個人として使うぶんにはとても使いやすいもの。
ただしkintoneを活用することで「チームで共有できるようになる」。
#まとまると強い でおなじみのキントーン。みんなで使ってなんぼですよね。
レコードを登録するだけだったらExcelやスプレッドシートと何ら変わりはないので、登録・管理できるだけではなく、
・カンバン方式のようなインタラクティブな機能がほしい(対抗はTrelloやasanaのカンバンモード)
・ガントチャートを表示して、管理者が進捗を確認できるようなものがほしい
と思ったのです。
そこで白羽の矢がたった、kintoneのプラグインたちがこちら。
・アーセスさんの「KANBAN」
こちらはアーセスさんよりダウンロードした「アプリテンプレート」から、ベースとなるアプリを作成しています。
すでに必要なフィールドはアプリの中に組み込まれているので、プラグインの設定も一つずつ項目を指定していくだけ。とても簡単です。
こちらでベースのアプリは完成です。
※有償プラグインです。チーム応援ライセンス適用企業は申込みの上、無償でご利用可能です。30日間体験版もありますのでどうぞご利用ください。
・TISさんの「一括画面編集」
多くの便利なプラグインを、基本無償(Ofuse受付中)で提供してくれる、kintoneユーザー・導入支援の業務改善職からしたら神のような存在・・・!!
そちらの通称「グリッドエディター」を使うことで、一覧画面から一項目ずつの更新がとてもしやすくなります。
一覧でささっと編集したいと思っていたそこのあなた!別にタスク管理じゃなくても利用価値はめちゃめちゃありますよ!
グリッド形式にしたい一覧をしっかり指定して上げる必要がありますので注意です。
・Developer networkの「ガントチャートプラグイン」
言わずとしれたDeveloper network上にある「サンプルプラグイン」も忘れちゃいけません。
こちらの活用をすることで、「KANBAN形式に特化したアプリ」にガントチャートの機能を入れ込むことができます。
同じアーセスさんから「KOUTEI」のプラグインも提供されていますが、こちらは「プロジェクト管理」の機能が強い様子。タスクの管理が「1レコード上のサブテーブルで行う」仕組みとなっているため、細々としたタスクを登録していくには、「レコードを追加する」というアクションのほうが、キーボードショートカットもあるので楽そうですね。
それで出来上がったアプリのイメージがこちら。まずはグリッドエディターとガントチャート。(ガントチャートは必ず上部に表示されます)
「もうちょっときれいなガントチャートみたい!!」というそこのあなた!・・・ほんとすいません。なるべく早く公開したかったもんでww
デモのタスクを入れたので、あまりきれいなガントチャートになっておりませんが、それぞれのタスクに「開始日」「終了日」「プロジェクト」「タスク名」を入れることで、期間表示がされるようになります。
色が無機質なグレーだけですが、これはプラグインの設定の中で、フィールドの状態に応じて色を変えることができます。
続きまして、カンバンとガントチャートのイメージはこちらです。
タスクの数、少ないですねー。こちらもデモの関係ですみません!!
カンバンにすることの最大のメリットは「タスクをドラッグ&ドロップでステータスを変更できる」という点です。
kintoneの一覧の中でドラッグ&ドロップですよ!!そこのおくさん!!(だれやねん)
アプリを作るときのフィールドを配置するのとはわけが違うのですよ!!
だれもが思い描いた「kintoneの一覧上でのドラッグ&ドロップでレコードの編集と連動」が、ここで実現されているのです。
今のタスク管理の主流は、Trelloやasanaのような「カンバン」方式で、直感的に管理ができるものが多い印象がありますが、
いざ集計や分析をしようと思ったときには、やはり「リスト」で見えるようにするといいようにも思います。
その両方のいいとこ取りを、kintoneで実現したのが今回のアプリです。
ぜひプラグインの組み合わせで実装してみてください。
本記事では「もしkintoneでタスク管理をするなら」というテーマのもと、様々なプラグインを用いてタスク管理ツールの代表格「asana」に似た管理アプリを作った事例をお伝えしました。
日々の活動の中で、kintoneの活用をみずから実践し、その事例をお伝えさせていただきます。
こんなkintone組んでみたい!こんな業務改善トライしてみたい!
そう思った方は、ぜひ問い合わせフォームにご記入ください。
※初回相談は無料です。その後案件によって別途お見積りをさせていただくことがございます。
「できる」のひらめきをあなたに。
二河 等